とってもおしゃれな人々が集うような通りで、コンビニの缶ビールを片手に飲み歩いたりするときに言い表せぬ恍惚を感じる管理者です。
港区で銭湯につかるのは、田舎者魂をくすぐるそんな幸福感に近い。港区にも数カ所素晴らしい銭湯があるのですが、自分は麻布十番にある「竹の湯」が最強だと思ってます。
普段から週一でお邪魔するほどのユーザーですが、この前行ったときに偶然無料で利用できたので、改めて感謝を伝えると共にその素晴らしさをレポートします。
基本情報
設備 | サウナ水風呂手ぶらOK |
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住所 | 東京都港区南麻布1-15-12 |
最寄り駅 | 麻布十番駅から10分(都営大江戸線・南北線) |
営業時間 | 15:30~23:30 |
休業日 | 月曜日・金曜日 |
電話番号 | 03-3453-1446 |
●区民無料開放デー:3・6・10・12月の第3火曜日
各公衆浴場のフロントにある「無料開放カード」に記入し、フロントの確認を受けてください。一度確認を受ければ、当該年度の次回以降は、提示のみで入浴できます。出典:港区公式ホームページ
麻布十番駅からの行き方
4番出口に向かいます。地上に出ると麻布十番のハイソストリートが目の前に。ここをまっすぐ突っ切っていきます。
ロータリーのような広場に出たらここを左折。そのまままっすぐ。
ジムに突き当ったらそこをくねっと入ります。住宅街へ。ここのあたりの賃貸を調べたら築35年、25㎡くらいで月12万くらい。なんと銭湯に月に260回行ける計算である。築35年で、ですよ?「田中ハイツ」みたいな名前のやつとかがですよ?
あった!黄色い看板が暖かい…何度この光に癒してもらったことか。
黒美水とサウナで至極の体験
受付。後述しますが、メインでやってる親父さんが本当に良い方なんです。手ぶらで来たら460円。サウナ付きだと900円。サウナの場合は、下駄箱の鍵とロッカーのカードを交換してもらいます。スタンプカードの存在を最近知った…多分もう20回くらい来てたのに。
もらったカードはロッカーの鍵の裏に差し込んで使います。初めての方は少しわからずに苦労するかも。
41度くらいのぬるめと44度の熱めが2つあり。この黒美水で本当に肌がつるつるになるんですよね~。ジェットバスは安定の装備済。
サウナは90度。水風呂は15度くらい!初心者にも優しい温度設計です。
優しい親父さん、すごい方でした
いつも夜遅めの時間帯に行くと、親父さんが歯切れよく優しく対応してくださいます。受付の温かさ、人の好さも「竹の湯」の魅力の一つだと断言したい!
この日は22時半頃お邪魔して、閉店近くまでお邪魔してしまったので、最後の一人になりました。これまで話したことがなかったので、「このチャンスを逃したらもうあとはない!!」という思いに駆られ、ダイレクトアタック!「あ、あにょ…僕最近ブログ始めたんですけど、一緒に写真撮ってもいいですか?」
結果は大変申し訳なさそうに丁寧にお断り頂きました…なんでもこの親父さん、銭湯関係のある組合の役員の方らしく、色々とテレビやメディアにもコメントを寄せるほどの人物らしいのですが、顔バレを避けているとのこと。「本当に一緒に撮りたいけど!申し訳ないっす!」てな感じで謝られて、魅力が増すばかり。納得の人望の厚さ。「諦めたくなっても あなたまたホラ優しくするでしょう」なHYのNAOの気持ちがわかりました。
バランスの取れた港区のキング銭湯!近くにお勤めの方は是非一度
ハイソな立地というのもあって、器のでっかいおっちゃんがお客さんの層としては多い印象。サウナにストイックな常連のビジネスマンもちらほら。ウェイウェイな学生とか全然いないので社会人の方は特にゆっくりできると思います!極上の黒美水で温まった後に駅から見上げる東京タワーの優しい光がまた格別です(写真は赤羽橋駅付近で撮影)。港区のキング銭湯、竹の湯、是非皆さん一度行ってみてくださいね。